不適切にもほどがある6話に出てきた大物脚本家“エモケン”って誰がモデルになっているんだろうという疑問?ドラマ中のヒントを洗い出し、導いた答えとは。
不適切にもほどがある6話の冒頭
ドラマプロデューサーの羽村由貴(ファーストサマーウイカさん)と渚(仲里依紗さん)の会話
渚「あれ エモケンといえば あのカラーギャングのやつ新橋の」
羽村「SSLP『新橋SLパーク』真似したよね SLボーイズのファッション」
渚「何だっけ 主人公の決めゼリフ」
羽村「当たり障りねえ~!」
と、ありました。
新橋SLパークと出てきました。
新橋(S)SL(SL)パーク(P)→SSLP
元ネタは、池袋ウエストゲートパーク 池袋(I)ウエスト(W)ゲート(G)パーク(P)→IWGPでしょう。
池袋ウエストゲートパークとは、2000年4月14日から放送された宮藤官九郎さんが脚本を書いたドラマです。原作は石田衣良さんの漫画で、映画もあります。
演出の堤幸彦さんが池袋ウエストゲートパークの脚本を書いてくれる人を探しており、それを知っていたプロデューサーの磯山晶さんが、宮藤官九郎さんに試しに書いてみないかと声をかけたそうです。
池袋ウエストゲートパークには、暴力的シーンがあります。放送局であるTBS局へは抗議の電話があり、電話の音が鳴り止まなかったことがあったそう。
渚たちのセリフに、ギャング(英: gang)と出てきますが、街路で通行人を襲う犯罪者「ストリートギャング」とでも言うと分かりやすいでしょうか。
池袋ウエストゲートパークの舞台は、東京都豊島区立の「池袋西口公園」です。
めちゃくちゃ割愛した内容ですが、主人公マコトを演じたのは、元TOKIOの長瀬智也さん。口癖は「めんどくせえ!」です。池袋西口公演で知り合った女子高生2人のうち、1人が殺され、犯人を探しはじめます。
暴力シーンがありますが、20歳の男性たちがそれぞれの正義を持っていて、胸があつくなるシーンがあります。
不適切にもほどがあるの演技で、ふざけたところが少しある阿部サダヲさんも出演してます。
警視庁池袋西警察署豊明町交番勤務の巡査役で、お昼ご飯を食べながらエッチな本を見てニヤついているシーンもあります。
タブレットでwiki風の人物紹介画面を表示
ドラマプロデューサーの羽村由貴(ファーストサマーウイカさん)が、小川(阿部サダヲさん)に、脚本家“エモケン”を説明する時、タブレットにwiki風人物紹介画面を表示させて見せてました。
ざっとした内容として
南央大学映像学部卒業
卒業後は飲食店、肉体労働、テレビ局におけるフロアディレクターなどのアルバイトを転々
ロボットのように黙々と作業していた時の反動でアイデンティティを確立したいと想うようになり、たまたま応募した脚本選手権にて入賞
脚本作品には、
目には目を兄には愛を
素晴らしき片思い
嘘ついたんか
夢見るアドベンチャラー
バナナ・オンザ・チョコレートケーキ(2001年)
▶︎これは、脚本家の野島伸司さんが2001年に書いたドラマ「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」とかけた洒落でしょうか。
川口ドッグアイ(2002年)▶︎宮藤官九郎さん脚本のドラマ「木更津キャッツアイ」、キャッツ=猫→ドッグ=犬と変えた洒落
ハーモニックラブなどが載せられていました。
そして、誕生日。
1963年7月19日となっており、7月19日が宮藤官九郎さんの誕生日と同じでした。血液型はAB型と書かれていたので、O型である宮藤官九郎さんとは変えてありました。
以上のことから、エモケンは宮藤官九郎さん=クドカンさんだと考えます。
もう一度見たらクドカンさんの伏線がさらに分かる!!→U-NEXTで『不適切にもほどがある』をもう一度
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